造影剤と画像診断情報サイト Radiology & Interventional

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症例1



症例1

症例2



症例2

フェムビューを用いた超音波子宮卵管造影のポイント



1.    腟鏡を用いて子宮口を確認し、腟内洗浄後、子宮腔内にバルーンカテーテルを挿入し、
       生理食塩水又は注射用蒸留水を0.7 ~ 1.0mL注入してカテーテル先端を子宮腔内に固定する。
2.    腟鏡をはずして経腟プローブを挿入し、子宮内腔にバルーンが観察されることを確認後、
       準備したフェムビューをカテーテルに接続して、子宮、付属器の位置や形状、腫瘍性病変の有無を観察する。
3.    子宮矢状断面像を描出後、ゆっくりとプランジャーハンドルを押し下げて子宮内へ造影源を注入し、
       子宮内腔を観察する。
4.    子宮内腔観察後、プローブを時計回り又は反時計回りに90回転させ、子宮冠状断面像を描出して、
       造影源の注入を進める。
5.    子宮腔内に造影源を充満させ、プローブの位置を微調整して、卵管間質部を描出する。
6.    片側の間質部を注意深く観察し、卵管に向かう造影源の流入像が観察されたら、
       プローブを前後左右に移動或いは回転させて卵管遠位まで追跡する。続いて対側の間質部も同様の手順で観察する。
7.    造影源の卵管への流入を確認した後、卵巣周囲・ダグラス窩への造影源流出の有無を確認する。
8.    バルーンを抜去後、腟内を洗浄して検査を終了する。腹痛の有無を確認し、必要であれば安静をとらせる。
       検査後2、3日は出血があることを説明し、感染予防の抗生物質を処方する。
・経腟超音波プローブは周波数が5 ~ 7.5MHz のものが観察に適している。カラードプラは有効でない。
・検査にあたっては、超音波を操作して診断する医師とフェムビューを操作する助手(看護師)とで検査を実施している。
   検者1名でも検査は可能であるが、画像の観察に集中するためにも注入は助手に任せる。
   検者は観察中に注入圧の状態や造影源の残量を確認し、注入速度の指示を行っている。
・造影源の注入速度は最初から1 ~ 2mL /min 程度のゆっくりとした注入の方が、患者の疼痛も少なく、
   観察時間も長くとることができるため、診断に良好な結果が得られる。
・持続的な造影源注入で間質部から卵管への流入が確認できない場合は、
   造影源を連続的でなく間欠的に注入することにより、卵管への流入像が確認できることが多い。
・子宮内腔の観察は、造影源の緩徐な注入により、生理食塩水のみを注入した時と同様の、
   腟内に液体が貯留した所見が得られる。
・卵管への流入像は、連続した高エコーの線として観察されることは少なく、破線状に卵管内を移動する像として
   観察されることが多い。
・プランジャーハンドルの操作に抵抗が感じられ、造影源注入による子宮内腔の拡張が認められる場合は、間質部閉塞が
   疑われる。ワンショットで約0.5mL の造影源を注入し、プランジャーハンドルが逆流により戻ってくる場合は閉塞と
   診断する。
・卵管采からの造影源の流出は疎通性のある場合でも全例で観察されるものではなく、
   最終的には卵管内の造影剤の充満とダグラス窩の液体貯留により卵管疎通性ありの診断を下すことが多い。
・基本的に造影剤注入に抵抗がなく、卵管内への造影剤の通過が確認できれば、疎通性ありと診断している。

1. 次の女性には使用しないこと:妊婦等、子宮卵管撮影が禁忌の女性。
2. 再使用及び再滅菌しないこと:本品は1 回(1 症例)の使用に限る。

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