造影剤と画像診断情報サイト Radiology & Interventional

このサイトは、医療関係者の方を対象に、造影剤と画像診断に関する情報を掲載しております。ご利用の際は、必ず注意事項をお読み下さい。こちらは、医療関係者のためのページです。

あなたは医療関係者ですか?

造影剤と画像診断情報サイト

  
      

フェムビューを用いた超音波子宮卵管造影は、放射線室のないオフィスクリニックでも容易に実施可能で、
また特別な造影剤を使用せず被曝もなく被検者の身体的負担も小さいことから、当クリニックでは不妊症患者や挙児希望のある方、或いは卵管閉塞が疑われる症例のブライダルチェックなどでの妊孕性の評価において、同検査による卵管通過性評価を行っている。
※  

症例1



症例1

症例2



症例2

症例3



症例3

フェムビューを用いた超音波子宮卵管造影のポイント

当クリニックでは、以下の点に留意してフェムビューを用いた超音波造影検査を実施している。



・造影用バルーンカテーテルの留置前に、固定用バルーンが正常に膨らむことを確認し、
   また過度のエアーの混入を防ぐために本管に生理食塩水を充満させる。
・造影源になる生理食塩水の温度調整(体温レベル)を行い、刺激による被検者負担を軽減する。

・検査施行者が超音波プローブの操作および診断に専念できるように、
   検査中のフェムビューの注入操作は他の医療スタッフ(看護師)に任せている。
・検査中に卵管の攣縮が起きないよう、できるだけ緩徐な注入を心がけている。
・検査途中で注入する造影源が不足した場合には、一旦フェムビューをカテーテルから取り外し、
   生理食塩水を再充填した後、造影源を追加注入している。

・ときに迷走神経反射にて気分不良や失神を起こすことがあるため、
   検査後数分はベット上安静にて被検者の様子を観察する。
卵管通過性の診断能を向上させるため、以下の設定にて撮像を行っている。

・一般的なB モード画像は組織を描出するのに対して、フェムビューを用いた卵管造影では造影源(気泡)を描出する
   必要があるため、高調波( ハーモニック信号) 成分の映像化を行うハーモニックイメージングモードを利用して撮像し、
   組織からの信号よりも気泡からの信号が強い画像を得る。
・コントラストをやや高めに設定し、超音波出力をやや弱くすることによって、組織信号を弱め、
   造影源描出を強調する。
・組織描出向上のため、ゲインや周波数を検査中も繰り返し調節する。
・ディスプレイの表示をブルーやオレンジなどのカラー色に変更することで、
   造影源の気泡(白色)が強調されて判別し易くなる。
・卵管は屈曲蛇行していることから卵管全体を一断面で描出することは困難なことが多いため、
   卵巣像を目標として周辺を横断走査する。
・卵管の描出が困難な場合でも、卵巣周囲からの造影源である気泡の放出が確認できれば、
   卵管通過性ありとして診断している。
・1回の造影源注入では卵管の通過性が確認できなかったにも関わらず、造影源注入に大きな抵抗がなく、
   子宮口からの造影源の漏出や被検者に疼痛が認められない場合には、再度造影源の注入を試み、卵管通過性、
   ダグラス窩の貯留を確認した後に最終診断を行っている。
・動画を録画保存しておき、診断結果に疑問が残る場合には、再度、動画を見直して確認している。
   また、被検者への結果説明の際にも動画を利用している。

1. 次の女性には使用しないこと:妊婦等、子宮卵管撮影が禁忌の女性。
2. 再使用及び再滅菌しないこと:本品は1 回(1 症例)の使用に限る。

会員登録のご案内
Journals
プロトコル設定のコンパス(造影CT編)
プロトコル設定のコンパス(造影MRI編 ガドビスト)
EOB・プリモビスト造影MRI 検査プロトコル
造影剤と画像診断の情報サイト 主要製品紹介
イオパミロン注
ガドビスト静注1.0M
EOB・プリモビスト注
造影剤と画像診断の情報サイト おすすめコンテンツ







- 1 2 3 + icon

クリックで変更