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EOB・プリモビストについてよくある質問を紹介します。

  EOB・プリモビストはどのような特徴をもつMRI造影剤ですか?

EOB・プリモビストはT1緩和時間短縮効果を持つ肝細胞特異性MRI用造影剤です。
EOB・プリモビストは静脈内へ投与後、血管内および細胞間隙に非特異的に分布したのち、肝細胞内に特異的に取り込まれます。そのため、本剤のボーラス投 与後にダイナミック撮像(動脈相、門脈相、平衡相)を行うことにより肝腫瘍の血流情報が得られ、投与後20分以降に肝細胞造影相を撮像することで肝細胞機 能に基づいた情報を得ることが可能です。

  EOB・プリモビストの名称の由来は?

ラテン語で“一番初め”を意味する”Primo”と、目に見えることをあらわす語幹“Vista”にちなんで名付られました。 EOBは本剤の構造中のエトキシベンジル基(EOB)に由来します。

  EOB・プリモビストの濃度は?他のガドリニウム造影剤と濃度が異なるのですか?

EOB・プリモビスト®注の濃度は0.25 mmol/mLであり、他のガドリニウム造影剤(0.5mmol/mL)の半分の濃度です。

  EOB・プリモビストとマグネビストの緩和度に違いはありますか?

EOB・プリモビストの有効成分であるガドキセト酸ナトリウム(Gd-EOB-DTPA)は、特に血漿中においてマグネビストの有効成分であるガドペンテト酸メグルミン(Gd-DTPA)より高い緩和度を示します(in vitro)。

EOB・プリモビストとマグネビストの緩和度の違い

  EOB・プリモビスト注シリンジの「効能・効果」は?

EOB・プリモビスト注シリンジの「効能・効果」は、「磁気共鳴コンピューター断層撮影における肝腫瘍の造影」です。

  EOB・プリモビストの投与量は?

本剤の投与量は0.1mL/kg(=25μmol/kg)です。 例えば体重60kgの患者さんの場合、投与量は6mLになります。 【用法・用量】 通常、成人には本剤0.1mL/kgを静脈内投与する

  EOB・プリモビストを使用する造影MRIはT1強調画像とT2強調画像のどちらで撮像するのですか?

T1強調画像で撮像します。 EOB・プリモビストの有効成分であるガドキセト酸ナトリウム(Gd-EOB-DTPA)は、とくにT1緩和時間を短縮します。このため、造影剤の存在する部位がT1強調画像で高信号に(白く)描出されます。

  EOB・プリモビスト投与後、肝細胞造影相の撮像時間は何分後からですか?

肝細胞造影相はEOB・プリモビスト投与20分後から撮像可能で、信号増強効果は少なくとも2時間持続すると考えられます。 これは国内臨床試験において、EOB・プリモビスト(0.1 mL/kg)静脈内投与後の肝実質の信号上昇度に基づく有効率は、国内臨床試験において投与20~40分後では90.4%、投与60~120分後では92.3%であったことに基づいたものです。

  EOB・プリモビスト注シリンジの使用期限は?

EOB・プリモビスト注シリンジの使用期限は3年間です。 外箱、容器に使用期限を表示していますのでご確認下さい。

  EOB・プリモビストの副作用発現率はどのくらいですか?

総症例 1,755 例中 76 例( 4.33 %)に副作用が認められました。 主な副作用は、血管拡張(熱感、潮紅)が 16 例( 0.91 %)、悪心 12 例( 0.68 %)、味覚倒錯 9 例( 0.51 %)、頭痛 8 例( 0.46 %)等でした。(承認時:国内および海外臨床試験の合計) 重大な副作用として、本剤投与後にアナフィラキシー様症状※が、類薬ではショックが報告されています。 ※海外で行われた第Ⅰ相臨床試験において本剤500μmol/kg を投与された健康男性1例にアナフィラキシー様反応が報告されています。(注:本剤の承認用量は0.1mL/kg (25μmol/kg) です。)

  EOB・プリモビストは静脈内投与後どのくらいで排泄されますか?

健康成人男子(6 名)にEOB・プリモビストを0.1mL/kg静脈内投与したとき、投与後 4 日目までに投与したGdの 57%が尿中に、39%が糞中に排泄されました。 また、本剤0.1 mL/kgを静脈内投与したとき、ガドリニウム(Gd)は二相性で血中から消失し、血漿中半減期はα相 0.11時間、β相 1.3 時間でした。


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