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日本語No.1

監修・・・高橋 睦正

編集・・・山下 康行

宇賀岳病院画像診断センター

熊本大学大学院医学薬学研究部
放射線診断学部門

MRM & JMRI
このサイトでは,JOURNAL OF MAGNETIC RESONANCE IMAGING(JMRI),MAGNETIC RESONANCE IN MEDICINE(MRM)誌よりセレクトされた論文を日本語版でご紹介しています。


新しい画像診断の三種の神器
写真
熊本大学大学院医学薬学研究部放射線診断学部門
山下 康行

熊本大学医学部附属病院では中央診療棟の移転に伴い,今年の1月より3台すべてのMRIが3Tに更新された(古い1.5TのMRIも旧棟に残っているが)。長年1.5TのMRIを使ってきたが,機器も古くなり,待ちこがれた末の更新である。論文やメーカーのカタログで多くの3Tのきれいな画像を見て,その画質に期待がふくらんでいた。

平成19年1月15日の開院の日。無事据え付けも完了し,MRIの画像を見てみると果たしていずれのメーカーもその画像は…「これがあの3Tなの???」何か機械の調子でも悪いのかと疑ってみたが次の日も,次の日も一向にぱっとしない。脳の画像や頭部のMR angiographyはさすがに綺麗なのだが,腹部はどうもぱっとしない。よく見ると分解能は高いのだが,色々とアーチファクトが強い。調べてみると使われているパルス系列が1.5Tからそのままもってきてあり,あまり3Tに最適化されていないようなのだ。特にdiffusion関係が苦労した。どうも欧米では腹部の検査はあまり積極的には行っていなかったようだ。スタッフが悪戦苦闘して試行錯誤を繰り返し,最近では画像もかなり改善し,1.5Tと遜色ないレベルになっている。

これから我が国ではwhole bodyの3Tはますます一般化するであろう。私は数年前どこかの随筆で,腹部については今後も1.5Tが中心であろうということを執筆したが,当の本人が誘惑に負けて3Tの機械ばかりを選択してしまった。確かに3Tでは中枢神経に比較してBodyでは不利なことも多い。しかし,裏を返すと研究の余地がたくさんあるということである。「MRI in Medicine」は今回から抄録の紹介が中心となったが,是非そのあたりを読んでいただきたい。

 監 修
   編集委員
高橋 睦正
宇賀岳病院
画像診断センター
  大友  邦 東京大学大学院医学系研究科
放射線診断学分野
      小澤 栄人 埼玉医科大学放射線医学教室
      杉村 和朗 神戸大学大学院医学系研究科
放射線医学分野
      高橋 昭喜 東北大学大学院医学系研究科
内科病態学講座
      福田 国彦 東京慈恵会医科大学放射線医学講座
      松永 尚文 山口大学大学院医学系研究科
情報解析医学系学域放射線医学分野
      山下 康行 熊本大学大学院医学薬学研究部
放射線診断学部門

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